【ネギ?雑草?山菜?】ノビルが庭中に広がった結果

体験談
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秋になると、ネギやニラのような草が生えているのを見たことはありませんか?

我が家にもこの、ニラのようなネギのような雑草が庭中に大繁殖しています。

特徴で見比べてみた結果、どうやら我が家のニラ系雑草は「ノビル(野蒜)」と呼ばれるヒガンバナ科ネギ属の植物でした。

大繁殖してしまうことを近頃は「爆殖」と表現するらしいけど、まさにそんな感じで。

庭を見渡すと、至るところにノビルノビルノビル…。

2週間ほど、休みの日をすべてノビルとの攻防戦に費やしましたが数はほとんど減っていません。

ノビルを駆除し続けた日の夜は、布団に潜ってウトウトし始めると大量のノビルが脳裏に蘇ってうなされました。

もうノビルはこりごりだ!!!!!

というわけで今回は、

ノビルが庭中に広がってしまった現状を踏まえて、駆除方法についての経験談や感想をまとめてみました。

ノビルを抜きまくった経験から踏まえた、

  • ノビルの脅威的な繁殖力
  • ノビルの駆除の仕方
  • ノビルを駆除するのにかかった時間

そして、ノビルの生態についてお話ししていきます。

2022年5月追記:

2年後の記事です。ノビルを駆除し続けて得たコツをまとめました。

手っ取り早く駆除方法が知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。

そもそもノビルってどんな雑草なの?

ノビルとは、こんな感じの野草です。

日本中どこにでも生えていて、

土から掘り起こすとネギのようなニラのような、そんな感じの鼻にツンとくる匂いがします。

ノビルって検索すると、かなりの確率で

「春の山菜で食べられる」とか

「わりと美味しい」とか

はたまた「生薬にもなる」と言われていたり。

食べなきゃ損だぞ!と言わんばかりの情報がわんさか出てきます。

私は実際に食べたことはありませんが

しっかり下処理をすれば葉も球根も食べられるらしく、天ぷらや酢味噌と和えて食べるのが王道のようです。

ただ、毒のある植物(スイセンとか)とよく似ているため、食べる際にはかなり注意が必要です。

ノビルの繁殖力はかなりヤバい

ノビルは、

  • ムカゴ(葉の先端にできる球体の芽)
  • 鱗茎(つまり球根)の分球

この2つの方法で増殖していくそうです。

ノビルの繁殖方法①ムカゴ

仮にノビルが生えたまま5月〜6月まで放置しておいた場合、

葉の先端に花が咲いた後(もしくは花を省略していきなり)、ムカゴと呼ばれる芽の集合体ができます。

さらにそのまま放置しておくと、ムカゴが地面に落下。

そして落下したムカゴは、それぞれから芽を出して繁殖するのです。

ノビルの繁殖方法②鱗茎・球根

次に鱗茎(りんけい)です。つまり球根のことですね。

この百合根のような見た目をした部分が、1年でノビル1球が4球以上に増殖

そのまま放置しておくと、増殖した鱗茎それぞれから発芽して繁殖していきます。

そんなことを知らなかった私は、ノビルを数年間にわたって放置していました。

その結果、今では庭一面にノビルが大繁殖。

2週間かけてノビルだけを集中して駆除しても、まだほとんどのノビルが庭に残っている状態です。

それどころか、すべて取り除いたはずの場所から新たなノビルが生えてきています。

「食べられる」ということで、自生地から採ってきて自宅の庭に植えつける方も多いようですが…

はっきり言って、私は絶対におすすめしません。

ノビルの駆除方法はめちゃくちゃ面倒くさい

「うちの庭で、ノビルを栽培したいんだけどどう思う?」

もしこんな相談を友達から受けたとすれば、私は即答します。

「絶対にやめた方がいい」

その理由は、大きく分けて2つです。

1つは「放置すればとめどなく繁殖してしまう」こと。

そしてもう1つの理由は、「駆除方法がめちゃくちゃ面倒くさい」ことです。

ノビルは、異常なまでに根がしっかりしています。

しかも、葉っぱはあんなに細いくせに異常なぐらいちぎれやすいです。

そのまま引き抜こうとすれば、ほぼ100%「プチン」と切れて鱗茎(球根)や根っこが地中に取り残されます。

そして、残された鱗茎から同じようにまた葉っぱが伸びます。その成長速度は、異常なまでに早いです。

早ければ、ちぎった次の日には地上に葉っぱが出てきます。

1週間後には元通りなんてザラです。いやマジで。

しかも、地中には増殖して出てきた芽や種がいっぱいあるのか、あれよあれよという間にどんどん増えていきます。

【ノビルの駆除】じゃあどうやって駆除するのか?

ノビルが生えている部分を土ごと掘り返して、1つずつ鱗茎ごと取り除いていくしか減らす方法はありません。

土を指やスコップでかきわけながら、ノビルの鱗茎を1つずつ取り除くわけですが…

この作業が本っっっっ当に面倒くさいです。

1つでも取り逃せば3日後にはまた生えてくるし、油断すると見逃すので時間がバカみたいにかかります。

ちなみに、すでにノビルが増えすぎている我が家の場合…

1メートルぐらいの距離をごそっと掘り起こして、すべてのノビルを取り除くのに丸2日かかりました。

(特にノビルが密集して生えている場所は、3日ぐらいかけてもまだ生えてきた)

ノビルの駆除を続けているうちに、いろいろなことに気がつきました。

①ノビルが生えている部分の土の様子

ノビルが生えていた場所の土を見てみると、決まってカラカラに乾いていて、しかも根っこを守るように土がカチカチに固まっています。

一日中雨が降った次の日でさえ、ノビル周辺の土だけカラカラということもありました。

ぎっしりと密集するようにノビルが生えていると、鱗茎が寄り集まっていてかなり頑丈でスコップがなかなか入りません。

土は重くがっしりしていて、崩せないようになっています。

なので、ちょっと広めにスコップを差し込んで周りをほぐした後にノビルごとひっくり返します。

こうやると、若干駆除がしやすいです。

②ノビルは伏兵を用意している

すべて取り除いたら今度は、そのノビルが群生していた部分のさらに深い部分まで掘り起こします。

すると、高確率でノビルの伏兵たちがいました

地中深くにも、同じようにノビルが1株群生していることがあるようです。

見つけたらそのノビルを、また1つずつ取り除いていきます。できるだけ根っこまで。

ノビルの駆除は体力が必要で、とても根気のいる作業なんです。正直めちゃくちゃ辛い。

【ノビルの駆除】驚異的な生命力の強さ

土を掘り返すと、鱗茎の周辺にはこんな風に白い根っこが散らばっています。

この根っこ、鱗茎本体がない場所でも根っこだけが白いまま残っているのを嫌というほど見ました。

つまり、鱗茎本体が無くても根っこは枯れていないということになります。

そしてその根っこを放置したままの場所からは、またノビルがぴょこぴょこと生えてくるのです。

「根っこがめちゃくちゃちぎれても球根さえあれば生き残っている…?」

「もしくは、根っこだけでしばらく生きている…?」

※軽く調べましたが、根っこからまた出てくるという話は出てきませんでした

ノビルはムカゴからこぼれ落ちた球根でも増えるということなので、取りこぼした球根から芽が出ているのかもしれません。

とはいえ、さすがに小さい球根まで一つ一つ見抜いて取り除くのはかなり困難です。

ノビルの群生をすべて土の中に埋めてみた

最初は、地表面の土と地中の土をひっくり返してノビルを全部土の奥深くに埋めてしまうことで駆除を試みました。

再び掘り返すと、

他の草はしおれたり枯れていました。

しかしノビルは、葉っぱも鱗茎も根っこもすべてツヤッツヤのまま普通に生存していました。

中には、力づくで地表に出てきているノビルも。

ブロックなどの上に抜いたノビルを1週間放置しておいたことがありますが、しおれる気配がなく、むしろ雨が降っただけでツヤツヤしていることがありました。

あまりの生命力に怖くなりました・・・。

ちなみに、ノビルの他にはカタバミもツヤッツヤで生存していたのでご参考までに。

ノビルがある場所には花も植えられない

この写真は、植えつけたガーデンシクラメンの真下からノビルが強引に生えてきた時の様子です。

私はすでに庭中にノビルが広がってしまっているので、現在進行形で庭を賭けたノビルとの攻防戦を続けています。

つい最近、グランドカバーの植物や好きな花を植えつけ始めました。

しかしノビルが地中に眠ったままだと、

上の写真のように、植えつけた花の根っこをすぐにノビルが突き抜けて生えてきてしまいます。

しかも、ふわふわだった草花用培養土もわずか1週間でカラカラでパサパサな土質に変わってしまいました。

さらには水や花の栄養も吸い尽くしているのか、植えつけた花が水分不足で弱ってしまったりも。

植えつけたばかりのガーデンシクラメンの根っこにはノビルが絡まっており、花付きが悪くなりました。

【最後に】ノビルの生命力・繁殖力は恐怖ですらある

  • 鱗茎・ムカゴの2つで1年間の間に数倍に増殖していく
  • 駆除するには鱗茎ごと取り除くしかない
  • 2日かけて除去しても球根や種が多すぎてまた同じところから生えてくる
  • 植えつけた花の根っこに絡みつき養分を吸い取る

以上のことから、ノビルの生命力や繁殖力が凄まじいことがわかります。

もしこれを読んでくれた方が、

  • 庭に植えちゃおうかなとか思ってたけどやっぱりやめておこう
  • もうすでに増えてきてる!早く対策しなきゃ!

とか、そんな風に思い返してくれたら嬉しいです。

それでは、今回はこの辺で。

ここまで読んでくれてありがとうございました!

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