ヒメイワダレソウを庭から撤去するか悩んでいる話

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今回は、とある理由からヒメイワダレソウを撤去するかどうかで悩んでいる話について少しお話してみようかと思います。

とある理由・・・率直に言えば、日本の生態系に悪影響を及ぼす恐れがある外来種としてヒメイワダレソウが指定されていることを知ったので、万が一のことを考えて今のうちに撤去しておこうかなと考えていることについてです。

私が特別心配性で、気にしすぎているだけかもしれませんが・・・

どうしても気になってしまったので撤去を検討しています。

今回の記事を読むにあたってのおねがい

  • 今回お話する内容は、あくまでも私個人が、個人的に気がかりなことを個人的な感情かつ主観的なお話です。
  • 「今後ヒメイワダレソウが全面的に栽培が禁止されるという保証」は一切ありません。
  • ヒメイワダレソウの栽培を非推奨するものではありません。
  • 誤った情報を拡散する目的ではありません。

以上を踏まえて、「へえ〜そう感じてる人もいるんだ〜」と軽く流し見するような気持ちで読んでください。

もしまずいようでしたらすぐに公開を停止しますので、よろしくお願いいたします。

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最近偶然知ったこと

最近偶然知りましたが、どうやら環境省の「生態系被害防止外来種リスト」というものにヒメイワダレソウが登録されているらしいのです。

ヒメイワダレソウはもともとペルーなどの南米原産の植物で、世界各地で野生化しているのだそう。

環境省とか外来種とか・・・なんだか穏やかじゃない単語が並んでいて、この時点でビビりな私はすでにビクビクしております。

生態系被害防止外来種リストとは何なのか、Googleで「生態系被害防止外来種リストとは」と調べたら環境省公式のPDFが出てきたので、そちらを軽く読んでみました。

気になる方もぜひ検索してみてください。

数多くの外来種の中から、特に注意が必要である外来種を明確化して、注意レベルに応じた適切な行動を呼びかけてどうちゃらこうちゃら・・・。

要は、「ちょっとこいつは日本の自然界にとって危険だな」とチェックリストに入れられている動植物のことのようです。

そのチェックリストには危険度に合わせたカテゴリがあるようですが、どれも原則として『飼育・栽培している外来種を捨てない』と定められています。

植物の場合、自分の所有地以外の場所に、根付く可能性のある状態で持ち込むなという意味でもあるんでしょうね。

▼チェックリストのカテゴリ一部

  • 緊急対策外来種・・・積極的に防除を行う必要があるもの。よく耳にする『特定外来生物』の一歩手前。
  • 重点対策外来種・・・甚大な被害が予想されるため、対策する必要性が高いもの。
  • その他

ヒメイワダレソウは『重点対策外来種』というカテゴリに指定されています。

ちなみに追加されたのは平成27年(2015年)のようです。

重点対策外来種・・・

このことについて、ネット上では他にも心配している方や「どうして普通に売られているのか」と疑問を抱いておられる方もいるようでした。

重点対策外来種なのに自分の所有地では栽培して良いことについては本当に曖昧なラインのようで・・・。

自然への防除対策は重要視されてるけど、今の時点では個人の庭では栽培してもいいとかそんな感じみたいです。

ヒメイワダレソウの他には『ツルニチニチソウ』なども書かれていました。こちらもグランドカバーでよく見る名前ですよね。

私が知ったのは本当につい最近で、それこそ1週間前くらいのことでした。

今でも『グランドカバー』などで検索すると必ず出てきますし、実は重点対策外来種だなんて、知らない方も多いんじゃないかなと思います。

埼玉県上尾市ではすでに自粛のお願いが出ている

調べている最中に知りましたが、埼玉県の上尾市では2021年にヒメイワダレソウなど重点対策外来種の栽培を自粛するようにと発表が出ているようです。(詳しくは公式HPを確認してみてください。”埼玉県上尾市 ヒメイワダレソウ”などで検索するとすぐに出てきます。)

幸い自分とは関係なかったのでホッとしましたが、植えていた方はかなり困っただろうなと思います。

また、自分の地域でそういった禁止令的なものがいつ出てもおかしくない、禁止にならない保証はないという実感が一気にわきました・・・。

指定されてから2022年時点ですでに7年も経過している

ヒメイワダレソウが『重点対策外来種』とやらに指定されてから、現時点ですでに7年も経過しています。

私が特別心配性なだけかもしれませんが・・・ヒメイワダレソウは広がり方や雑草類の抑制力がものすごいです。しかも種がつきます。我が家のヒメイワダレソウは今年で2年目ですが、冬こそ休眠して枯れたようになっていたものの芽吹いてからの勢いがすごいです。

実際、私個人としてはかなり助かっていて、かなり気に入っているのですが・・・

もしこれが日本の自然界で一気に起こったらと想像すると・・・少し恐ろしくなってしまいました。

・・・心配しすぎかなぁとも思うのですが・・・。

例えば埼玉県上尾市のHPでは、「種で拡散する可能性のあるものは、結実させないように管理するように」と書かれていました。

ヒメイワダレソウは花数が多くて開花時期も4月〜11月と長いです。

それを抑えようとすると結構頻繁に刈り込み作業が必要になるんじゃないかなと思うのですが、私には管理し切る自信がありません。

最後に|代替品としてクラピアがあるものの・・・

ヒメイワダレソウの印象が悪くなりそうなことばかり書いてきましたが、私個人としては本当に気に入っているんです。

昨年体調不良などで何もできなくなった間、一切手を加えていなかったのに範囲を広げて雑草をかなり抑えてくれていました。

今年はさらに陣地を拡げていて草取りの手間が減っています。

芝生代わりにできますし、病害虫の被害も今のところないし、踏みまくっても大丈夫だし、小花も可愛いし。実はというとまだ撤去するかどうかは悩んでいる最中です。

代替品のクラピア(種がつかないように改良されたもの)と変えようかなあとも思いましたが、いろいろ調べて我が家には導入しないことにしました。

理由は主にこの4つです。

  • ヒメイワダレソウよりも根が深く繁殖力が強いという特徴に不安を感じた
  • 芝刈り機の使用を推奨する内容がよく出てくる
  • 白絹病という厄介な病気にかかることがあるらしい
  • 通販でしか買えない上に、送料も含めると高価

とても今の私には管理できる自信がありません・・・。

そんなわけで、今はとりあえずヒメイワダレソウを撤去するとして代わりに何を植えるか候補となるグランドカバーを探している最中です。

増えすぎて困ることはあるかも、と想定していたものの、まさか今回のような理由で困ることになるとは思いませんでした。

でも今回、指定されている外来種や外来種の問題について改めて知ることができて良かったです。

とても勉強になりました。

今後、ヒメイワダレソウを撤去するまでに庭の設計図や取り入れたいグランドカバーをもっとしっかり考えていこうと思います。

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