日課の一つとして毎日必ずTwitter(現X)を開くという人は多いと思います。
かくいう私も、ほんの数年前まで重度のTwitter(X)依存でした。
- 3年間毎日必ずTwitterを開く
- 朝起きたらウトウトしつつもまずはTwitter
- 5分でも時間があればとりあえずTwitter
- 野次馬精神で無関心な界隈のトレンドをだらだらと眺める
- ヒドい時は一日10時間以上Twitterに使う
しかしTwitterに嫌悪感を感じるようになったことをきっかけに、依存を克服。
現在は最低限の情報チェック等のためだけにTwitterを利用する程度になり、週に1回開くかどうかといった感じです。
みなさんもこんなことで悩んでいませんか。
- Twitterに依存してしまっていると感じる
- 他のことに時間を使いたいのにTwitterをやりすぎて時間がない
- Twitterに疲れたからもういい加減Twitterをやめたい
今回はTwitterに依存し、Twitterをやりすぎてしまうことで悩んでいる方のために
- 私がTwitterをやめたいと思った理由
- Twitterをやめるために行った3つの方法
- そうまでしてやめたいのにアプリをアンインストールしなかった理由
この3つについてお話していきます。
Twitter=X依存だった私がTwitterをやめたいと思った理由
Twitterをやめた理由①Twitterに時間を使うことが嫌になった
単純に、「Twitterに時間を使うことが嫌になった」というのが正直な理由です。
Twitter依存だった私は、朝起きた時などわずかなスキマ時間があったらTwitterを開いてはどうでもいい情報を見て、毎日だらだらと時間を消費していました。
そして、なんとなくツイッターのトレンド一覧を見て、適当にワードをタップして、本当は興味がない界隈のどうでもいい話題、どうでもいい著名人のスキャンダルを知って。
喋ったこともないアカウントのツイートを気の済むまでスクロールしていました。
たぶん100件とか平気で見ていた気がします。
毎日そんなことを繰り返しながら過ごしていましたが、見終わった時、私にとって得るものは何もありませんでした。
時間の無駄だとわかっているのに、止められないスクロールする指。
ふと我に返り時計を見ると、1時間は優に超えている。
「私何やってるんだろう」と毎日自己嫌悪に陥りました。
Twitterをやめた理由②マウント・誹謗中傷
攻撃するターゲットを見つけては自分こそが正義だとでも言うように、心ない言葉を全世界に向けて発信する無数のツイート(ポスト)も、私がTwitterをやめた大きな理由です。
正論っぽくまくし立てる人や、信じられないような暴言を吐く人、このタレントが出ている番組は見ない・不買運動などとメディアに圧力をかけようとする人・・・。
特に炎上した時は目も当てられません。
しかしそんな誹謗中傷やマウントも、重度の依存症だった頃は興味のない話題の炎上でも野次馬根性で見ていました。
悲しいことですが、誹謗中傷は眺めている自分にとって関係ないことだから見ます。
当然ですよね。
自分がターゲットだったり、自分が好きな推しがターゲットにされている時、好んで誹謗中傷を見る人はいないでしょう。まともな精神状態ではなかなかいられないと思います。
ターゲットが自分にとって関係ないから気になって見る。
それでも、自分まで傷つけられているような感覚でした。見終わると、なんとなく辛いんです。
自分の推しがターゲットにされている時なんて、直接誹謗中傷を見ていなくても辛いです。
もともと私は悪口というものが好きではありません。
悪口が好きではないから、普段から悪口ばかり言う人とは関わらないようにしています。ある時、ネット上とはいえ、わざわざ関わりたくない人たちに対して自分から距離を詰めてしまっていることに気が付きました。
Twitterをやめた理由③無意識にTwitterを世論と思ってしまう
炎上が起こった時、
こんなに”みんな”が怒っているんだからきっとこの問題やこの人はかなり悪いことをしたんだろう
Twitter(X)依存だった頃はこんな風に思ってしまうことが多かったです。
もちろん炎上だけじゃなくて、流行しているアニメやドラマ、芸能人や政治家・著名人に関してもこの癖は出てしまいます。
- これは”みんな”好きって言ってるからきっと素晴らしいものなんだ
- こんなに”みんな”がおもしろいって言うんだからこの人はおもしろいんだ
- この人のことよくわからないけど”みんな”がすごいって言っているからこの人ってすごいんだ
こう感じてしまうのは、全部自分が無意識にTwitterは世論だと思っているからだと気づきました。
逆に、自分の意見とトレンドの意見が違うと「こう思う自分っておかしいのかな」と自信がなくなることも多かったです。
顔も名前も知らない、どんな人かもわからない匿名でしかない他人の意見を世論だと思い、振り回されていることに気づいた時、一気にバカバカしくなりました。
心理的なもので、「周りに合わせなきゃ」と思ってしまっているのも原因だと思っています。
Twitter=Xは今のトレンドや縁のない話題を簡単に知れる
最新トレンドや、自分とは無縁の情報を気軽に簡単に知られる。
これはTwitterの良いところですが、私にとっては悪いところでもあります。
SNSをぼーっと眺めている時の自分の精神状態はとても無防備です。
良い情報も悪い情報もダイレクトに心に土足で上がり込んできます。
私には入ってくる情報が多すぎました。
流行や炎上に流されすぎて、自分の意見や好き嫌いが後回しになってしまうことが嫌でした。
様々な情報・いろんな人の意見や言葉が毎日一気に流れ込んでくると、今でも表現し難い疲労感に襲われます。
何よりも誹謗中傷・悪口。これほど見ていてストレスが溜まるものはありません。
Twitter(X)をやめようと思った理由は、他にもあります。
- この時間を使って他のことがしたいと思うようになった
- スマホから離れる時間を作りたいと思うようになった
- Twitter上のマナーや常識に合わせるコミュニケーションが苦手になった
- Twitterで多いネットスラングや言い回しが気持ち悪く感じるようになった
- トレンドを開くと必ず出てくる「〜かと思ったら違った」系
- 刷り込みのような布教系
など、たくさんありますが…
とにかく理由をすべてまとめて、率直に気持ちをまとめると、「Twitterが嫌になって、もうやめたいと思ったから」でした。
Twitter依存を克服してTwitterをやめた3つの方法
長くなりましたが、どれだけ私がTwitter(X)を嫌だと思っているか理解していただけたと思います。
さてここからは、私がTwitter依存を克服してTwitterをやめた方法の紹介ですが、結論スマホの機能「スクリーンタイム」を活用しました。
スマホの機能「スクリーンタイム」を使ってTwitterに使用制限をかけた
スマホ(私の場合はiPhone)にあるスクリーンタイムは、アプリの使用時間などを設定できます。
これ(スクリーンタイムの使用制限機能)をフル活用しました。
「休止時間」で、アプリを使わない時間を設定できます。
そもそもスマホを無駄に触ってしまう癖があるので、よく暇つぶしに使ってしまうアプリやSafariすべてに使用制限をかけました。
朝起きてすぐにだらだらとTwitterを見てしまう癖が治ったのは、ほとんどiPhoneのスクリーンタイム(利用制限)のおかげです。Twitter依存になった原因はスマホなのに、依存を克服できた理由もスマホなんて皮肉なものですね。
Androidの「スクリーンタイム」でも同じ使い方ができるみたいなので、ぜひご自身の使っているスマホで同じような機能がないかチェックしてみてください。
Twitterアプリの利用制限は特に厳しく!1日40分までにした
Twitterの利用制限が解除されるのは、他のアプリと同じで夕方〜夜22時ぐらいの間だけです。
さらに、時間制限もかけて1日40分しか使えない設定にしました。
どうして40分かというと、「1時間もTwitterに使いたくない」と思っていたからです。
40分を長いと思うか短いと思うかは人によると思いますが、Twitter依存を克服した今の私は一日5分程度しか使わないので長いと思います。
しかし当時の私は40分でも長い程度に考えていました。
「その気になれば1日40分なんて余裕でしょ!」と思っていた
しかし最初のうちは必ずオーバーしてしまいました。
時間がオーバーする度に「40分もTwitterに使ってしまった」という現実を突きつけられます。「制限時間を超えました」と画面に表示されることによって、自分にワンクッション歯止めもかかる。
もちろん最初のうちは我慢できずに解除して続きを見てしまうことが多々ありましたが、このワンクッションが意外とだんだん効いてくるのです。
Twitterアイコンをまとめてフォルダに入れた
これは私のホーム画面ですが、
TwitterアイコンはInstagramやブックマークとまとめて、フォルダに入れてあります。
フォルダにまとめた理由は2つ
1つ目が「Twitterを開くまでに手間を1つ増やして、ちょっとだけ開きづらくする」ため。
そして2つ目が「Twitterアイコンを視界に入りづらくする」ためでした。
ちょっとした変化ですが、これだけでもTwitterを開きたくなる欲求がちょっと緩和された気がします。
あとは、Twitterを開きたくなったらTwitter以外にやりたいことをやる。もしくは物理的にスマホから離れるようにしました。
Twitterをやめたいのにアプリのアンストはしなかった理由
私は3つの方法を使って約1ヶ月でTwitter依存を克服しました。
Twitterを本気でやめたかったのであれば、そんな回りくどいことをせずともTwitter(X)アプリをそのままスマホからアンスト(アンインストール)すれば早いです。
しかし残念なことにアニメ・テレビ番組・ゲームなどの公式アカウントはTwitter(X)が一番多く、ここでしか得られない情報も多いのが現実。
それに加えてSafariなどのブラウザで見るTwitter(X)は、公式アプリに慣れている以上多少の見づらさや扱いづらさを感じてしまいます。
何か知りたい情報を見るために毎回手間取ってもたついてしまうことになるので、それはそれで時間の無駄だという結論に。
以上の理由からアプリのアンインストールはしませんでした。
Twitter依存を克服してやめたことで変わったこと
時間が増えた
やっぱりこれが一番です。
今までTwitterに使っていた時間がすべて自由時間に変わります。
やりたいことも、Twitterに依存していた頃より余裕を持ってできるようになりました。
無駄な情報を見ることがなくなった
私は、Twitterを開いては「本当は興味も関心もない界隈の情報や炎上」を眺める癖がありました。
しかしTwitterの利用時間に制限をかけてからは、できるだけ短く、自分に必要な情報だけをササっとチェックするように変化。トレンド一覧も一切見なくなりました。
今では一日のTwitter利用時間は滅多に5分を上回りません。
逆に開かなさすぎて、知りたい情報もなかなか入ってこなくなったぐらいです。
なので最近はTwitterの通知機能をうまく使い、特に情報を見たいアカウントの通知だけをオンにしています。
今回のまとめ|Twitterをやめた理由とその方法
重度のTwitter依存だった私が、Twitterをやめた理由はこの5つです。
- Twitterで時間を無駄に消費しているのが嫌になった
- Twitterのコミュニケーションに疲れた
- Twitterに使っている時間で何か他のことがしたいと思った
- 自分にいらない情報や暴言ツイートが目に入るのが嫌になった
- Twitterに多いネットスラングや言い回しが気持ち悪く感じるようになった
そして、Twitterをやめた方法をまとめるとこの3つです。
- スマホ(iPhone)の利用制限機能を使った
- アイコンをファイルに入れて手間を増やし、視界に入りづらくした
- 趣味に時間を使って他のことに熱中するようにした
Twitterをやめよう!と決心してからTwitter依存を克服するまでにかかった期間は、約1ヶ月でした。
私と同じように「Twitterをやめたいけどなかなかやめられない」と悩んでいる方や「Twitterに疲れた」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
1日10時間費やしたことのある私でもやめられたので、その気になればきっと誰でもやめられます。
自分の人生は自分のものですから、自分が本当にやりたいことに時間を使うのが一番です。
改良版記事を投稿しましたので、もしよければそちらもご覧ください。
コメント